数字をにらめっこしていると、コストコ岡崎という答えに、私はいつもたどり着く。
コストコジャパンの計画では、コストコ名古屋守山区の後、2023年までにもう3店舗ということ。
計画に変更はあろうが、3がゼロには考えにくいから、その次を期待するのも悪い策ではない。
コストコ岡崎オープンを願うため、数字を拾ってみる。
メモ
- 人口161万人の西三河に、0店舗
- 人口 75万人の東三河に、1店舗(浜松)
- 人口515万人の尾張 に、2店舗(常滑、守山)
- 人口170万人の美濃 に、1店舗(岐阜羽島)
西三河の人口は無視できる数字ではないのに、店舗数ゼロとは。
日本の全労働人口の2割は自動車産業関係に従事していて、その中心はやはり西三河の雄・トヨタ。
交通渋滞で物流を乱すわけにはいかない
という理由でコストコが西三河を避けてきたのは分かる。
西三河の中核都市は人口42万人の豊田市、人口38万人の岡崎市。
名の通り、真のお膝元は通り抜けるとしたら、コストコ岡崎の名はやはり実現性に富んでいる。
各所と調整の結果、現時点ではコストコ岡崎の名前は聞けるものになっていないが、
数字と理論だけで考えれば考えるほど、コストコ岡崎は西三河の地で声を上げそうな気になる。
夢追い人、私はコストコ岡崎という美しい霧を掴もうとする夢追い人なのだろうか。
コストコ岡崎がオープンする土壌がないかと、愛知県岡崎市の事情を俯瞰してみる。
商業施設の計画という観点で調べてみると、強力なライバルがいることを知った。

岡崎市の東部・本宿近辺に、なんとアウトレットが、三重長島で実績を挙げているジャズドリームと同じ
三井アウトレットパークを誘致する計画があるようなのだ。
悪い予感がする。
話題性という意味ではコストコ岡崎の方がずっと分が悪い。
大量消費生活・倉庫店のワクワク・ショッピング感を楽しむ少数派が集うコストコ。
もう東海地方には常滑・羽島・浜松・守山区と4店舗もあって飽和状態に近づいてきたコストコが、
岡崎市にコストコ岡崎を出そうという話をしようとしていた。
岡崎の日清紡跡地が立地候補だと言われてもう数年が経っている。
対して、幅広い客層に対して魅力があるアウトレットが対抗馬か。
まずいな、コストコ岡崎。
まだあきらめてはいけない、とインターネットの世界をウェブサーフィンする中で、決定的なものを見つけてしまった。
岡崎市役所には地域創生課という部署がある。
そこの政策推進係の担当業務に明記されていたのだ!
「東部のまちづくり(アウトレット関連)事業」
「東部のまちづくり事業」ならまだ分からない。
かっこ書きとはいえ、(アウトレット関連)と示されていたことに強い意志を感じた。
もう夢は潰えた気分。
コストコ岡崎が日清紡跡地に、三井アウトレットパーク岡崎が本宿に、両方オープンするとも思わない。
常識的に考えれば、どちらかひとつだろう。
すると、もうこの役所の文言が答えになる気がした。
叶わぬ希望だったのか、コストコ岡崎は。
あぁ・・・。
コストコ岡崎市美合の開業実現させられんかと、剛腕に、無理押しで、
帳尻合わせのようにコストコが岡崎のどこにフィットするか空想してみる。
人の移動量少なめの場所は美合しかない。
まさか新東名沿いのインターは選択肢に入らないだろうし、旧東名のインターを再利用することを考えるのが常道。
蒲郡ではコストコ浜松まで50km 45分、近いな。
美合なら70km 1時間、これでもまだ近いか。
上下が離れた位置になっている美合PAだが、
そのことはコストコ岡崎市美合の障害にはならないだろう。
美合より西に移ると都市部だし、製造業の強い刈谷・豊田エリアに問題が出るかもしれない。
先は読んだ、コストコ岡崎市は美合PA側に!
・・・と意気込んでみたものの、新しく入ってきた知らせに私は脳天を打たれた心地になった。
それがコストコ守山区の開業予告!
えっ?! そんな位置にできたらコストコ岡崎市美合の必要性は??
距離を測ってみると、コストコ岡崎市美合からコストコ守山区まで45km 40分ときた。

東西どちらにも中途半端な距離になってしまうコストコ岡崎市美合、勝算はあるのだろうか?
これはそういう悲しい物語よ、オセロの角を取られては中間点は陽の目の見ようがない。
あぁ、コストコ岡崎市美合😭